1790年 ジョン・ロックによるアイルランド古地図 - 希少大型ウォールチャート
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18世紀の地図製作における典型であったポケットアトラスや折りたたみ式の郡地図とは異なり、このアイルランド地図は当初から、書籍の挿絵としてではなく、壁掛け用の大型図として遠くから眺めることを前提に設計されました。フランス生まれの測量技師であり、1746年に製作されたロンドンの巨大な地図で最もよく知られるジョン・ロックの名が冠されていますが、ロック自身は1762年に他界しており、この1790年版はアイルランド全土を網羅する地図への継続的な需要に応えるために、彼の工房の版木から刷り直されたものです。元々は4枚の大きなシートに彫刻され、通常はそれらを繋ぎ合わせて数フィート幅の合成地図に仕立てられており、ジョージ王朝時代に製作されたアイルランド地図の中でも最も野心的な作品の一つとなっています。
島全体を捉えたこの地図は、レンスター、マンスター、アルスター、コナートという4つの歴史的州すべてを網羅しており、英国王室支配下のアイルランド行政を構成していた郡の区分も示されています。アイルランドの首都であり主要港でもあるダブリンのほか、コーク、ベルファスト、リムリック、ゴールウェイなどの主要都市が記載され、アイルランド最長のシャノン川やウィックロー山地、西部の険しい海岸線も描き出されています。原版が広範囲をカバーしていたため、このサイズの地図としては異例なほど、国全土の町、村、タウンランドの詳細が豊富に記載されています。
本版は、この時代によく見られる小さなフォリオ版の地図よりも、大型で装飾的な壁掛け地図に魅力を感じるコレクターや、郡ごとのセットではなくアイルランド全土を一望したい方に最適です。オリジナルのスケールを考慮し、弊社では高解像度で最大のプリントサイズから小さなフォーマットまで再現しているため、どのような形で飾られても壁掛け図としての性格が存分に発揮されます。












