1897年ワイオミング州地図プリント - シャイアン、ララミー、キャスパー
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このワイオミング州の地図は、シカゴのランドマクナリー社によって製作され、同社の『インデックス付き世界地図帳(Indexed Atlas of the World)』の一部として1897年に出版されたものです。全2巻からなるこの参考資料は、19世紀におけるランドマクナリー社の地図製作の最高傑作と見なされており、本図はその中の合衆国編に収録されています。同社は装飾的な華美さよりも、明快で無駄のないタイポグラフィと確かな正確さで知られており、この地図にもそのハウススタイルが反映されています。郡境はフラットで明瞭な色使いで示され、ハッチング(ぼかし線)によって州西部の山岳地帯が立体的に読み取れるよう工夫されています。この地図はワイオミング州全域を郡ごとに網羅しており、州昇格からわずか7年しか経過しておらず、世紀末に向けて行政や鉄道の基盤を固めていた当時の同州の様子がうかがえます。
ここに描かれたワイオミングの景観は、西部各郡にまたがってそびえ立つロッキー山脈が支配的であり、東部の広大な放牧地と対照をなしています。州南東の角にあるシャイアンは、準州時代から州昇格後も引き続き州政府所在地として記されています。そこから西へほど近いララミーには、1886年に設立された州立大学があり、鉄道の町としての経済に教育という柱が加えられていたことがわかります。州を横断する鉄道路線に結びついた牧畜と鉱物資源の採掘は、ワイオミング経済を支える二本柱であり、ここに示された郡区分と併せて、郡ごとにその形態を確立しつつあった州の姿を明確に伝えています。
この地図は、ワイオミング州のご家庭やワイオミング大学の卒業生、あるいはランドマクナリー社の州別地図を版違いで収集しているコレクターの方に最適です。また、州昇格前の1890年以前に同社の『ビジネス地図帳および荷送人ガイド(Business Atlas and Shippers' Guide)』で発行された、より初期の1889年版ワイオミング地図も取り扱っております。初期の地図が発展の証として準州の鉄道網を強調しているのに対し、より洗練された『インデックス付き世界地図帳』から採られたこの1897年版は、州としての地位を確立したワイオミングの姿を映し出しています。コンパクトな書斎用プリントから存在感のある大型サイズまで、額装なしの各種サイズでご用意しております。












